女性社員に聞いた!「これってセクハラでは?」と感じた不快なワードとは

ハリウッドの映画プロデューサーのセクハラ疑惑からはじまった「#MeToo」運動。

世界中に広がったセクハラ告発の流れは、日本でも一時、広がりをみせます。

ジャーナリストやモデル、著名ブロガーなどがセクハラ被害をSNSで発信したからです。

とはいえ、一般企業で働く普通の女性社員にとっては、まだまだ声を上げづらいものです。

また「どこからがセクハラなんだろう?」と悩む男性社員も多いはず。

女性社員が不快に感じるセクハラ・ワードについて考えてみましょう。

そもそもセクハラとは?

「セクハラ」は、セクシュアルハラスメントで、性的な嫌がらせのこと……。

この認識はずいぶん定着し、ビジネス社会においてもセクハラに対する意識が高まっています。

それでも、「セクハラ」の真の意味を理解し、何がセクハラになるかについてはっきり答えられる人は少ないのではないでしょうか。

セクハラについて規定する法律は男女雇用機会均等法ですが、これは事業者にセクハラ対策を求めるものです。

明確な定義があるわけではありません。ですから、どういう点でどこからがセクハラになるのかの境界がわかりにくいのです。

一般的には「性的な嫌がらせ」「相手の望まない性的な言動」がセクハラだとみなされます。

環境型セクハラ「イライラしてるけど、女の子の日?」

セクハラは、おおよそ2つのパターンに分けられます。その1つ目が環境型セクハラです。
職場の環境がセクハラによって悪くなり、

職務にも影響が出るようなセクハラがこのパターンにあたります。

 

・「彼氏いるの?どんなタイプ?」「昨日デート?お盛んだね」「不倫してるんでしょ?」

機能職務中に下ネタを連発、人の私生活の秘密、性的な事柄をわざと流布する

 

・「グラマーでいいな」「胸のサイズ、何カップ?」「最近太ったね」

必要以上のボディタッチ、胸や尻に触れる、その他容姿への言動

 

・「年々、夜が強くなる」「今日の俺の下着みてよ、すごいでしょ」

自分が性的にいかに魅力があるかを発言や服装でアピールする

 

・「若い子に入れてもらったお茶はおいしい」「おーい、女の子、コーヒー入れて」

女性に対し「女の子」扱い、お茶などは女性が入れて当たり前の職場

 

・職場に女性のヌードポスターをはって、その女性の容姿についてふれる

対価型セクハラ「悪いようにしないから、つきあって」

もう1つが対価型セクハラです。女性がしてほしくない性的言動を行った後、それを拒んだら解雇や降格、減給もしくは労働契約の更新をしない、昇給や昇進などの機会をなくすなどの不利益を与えるセクハラで、少し深刻なケースだといえます。

 

・契約社員だったときに、契約をえさに悪いようにしないから、つきあってよ」と性的関係をせまられ、断ると雇い止めをされた

 

・出張先で必要以上に体に触られ、嫌がると降格処分に取引先で「貴社と契約するから食事にいこうよ」といわれる

 

立場や権力を利用して、性的な嫌がらせをするのが対価型セクハラの特徴です。

妄想型セクハラ?「おれのこと嫌いになった?」

従来型のセクハラに加えて、新たなセクハラといわれるのが妄想型セクハラと呼ばれるものです。

これは「思い込み型セクハラ」や「疑似恋愛型セクハラ」という別名があるくらいで、いわゆる「勘違い」のセクハラにあたります。

LINEなどのSNSやメールなどで業務上の連絡を取ったり、立場上仕方なくやり取りしたりしているだけなのに、「つきあえる」「自分に気がある」と思い込んでセクハラ行為をくりかえすのがこのタイプです。

 

・「おれのこと好きでしょ?」と休みの日もしつこく連絡をしてくるだけでなく、既読がつかないと怒る

 

・「家に行ってもいい?」としつこくつきまとい、ストーカー一歩手前の上司

 

さらに『女性はこうあるべきだ』という決めつけで、そこから外れた人や行為を責め立てる制裁型セクハラも新しいタイプのセクハラです。

いつも上から目線で、セクハラを『しつけ』『指導』と思っていて、あまり悪気がないのも特徴です。

 

・「女らしい服装で着なさい」とパンツスーツをけなされた

 

・「女性は男性のサポート役に徹するべき」と昇進試験を受けさせてもらえない

セクハラ防止対策を再度考えるべき

発言や行動をした側に悪意がなくとも、被害を受けた側が「嫌だ、不快だ」と感じたら、成り立つのがセクハラです。

また不快な思いをしたとしても、なかなか毅然とした態度を取ることができない女性も未だ多いのです。

セクハラ対策を怠ることは、職場の労働環境を整えていないこと、リスクマネジメントができていない企業だということになります。

何がセクハラになり、不用意なワードが同僚や部下を傷つけているのだということをあらためて考える必要があるでしょう。

アラーミー事務局

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