セクハラの境界線は?コミュニケーションの間違えで起こるセクハラ事案3つ

男女雇用機会均等法で禁止されているにも関わらず、現実問題として存在するのがセクハラです。

セクハラの境界線が細分化されている世の中で、現在問題となっているのが、

加害者側がコミュニケーションの一環として行っていた事が、セクハラ

だったという事例です。

実際に職場で、どの様なケースが『コミュニケーションの間違いからセクハラ』と思われているのでしょうか。

会社の人間と無理にSNSで繋がりたくない

セクハラの中には、ソーハラ(ソーシャルハラスメント)も含まれます。
一歩会社から外に出れば、会社の人間と繋がろうとは思わない人も居るのです。

これは上司、部下関わらず持っている感情です。

そういう人のFBやブログを見つけて、噂をLINEで流したり、

プライベートな事を根掘り葉掘り本人に聞くのはセクハラになります。

繋がりたくないからこそ、自分のFBやブログ、インスタなどを持っていても社内の人間に教えない人もいます。

そういう人に『友達申請したからよろしくね!』という自称社交性ありと考える中年男性の行動はセクハラに当たります。

友達申請したからよろしくね!』という自称社交性あり

会社によっては飲み会代を補助し、コミュミケーションの円滑化を進めている所もありますが、
飲まなければ仕事の本音が出ない、

SNSの友達申請をしなければ、

仕事を円滑に進められないというのは理由にはなりません。

それは単なる馴れ合いであり、相手を間違うとセクハラともとられかねないのです。

ではセクハラが蔓延しやすい企業の社内環境とは、どの様なものでしょうか。

セクハラが蔓延しやすい企業は4タイプ

セクハラが蔓延しやすい企業の社内環境は以下のものが挙げられます。

1:一族会社、中小企業、ワンマンなど、その会社一つで経営を成り立たせている小規模な会社
2:コンプライアンスが甘く、なぁなぁで何事も通る
3:トラブルの際の第三者委員会を設置していない
4:会社の運営はしっかりしているが、部署のコンプライアンスが甘い

酷い所になると、労働組合もない名ばかり有限会社という所も見受けます。

私が知る限り、セクハラが酷いと思ったのは、閉鎖的な会社か、もしくは大規模で本部の目が
行き届かない所に多かったと思います。

10年前、私は旧国鉄や官公庁が取引先の一族会社の建設関係に勤務していましたが、セクハラが横行していました。

上司は暇があれば独身の女性社員に『休日は何をしてるの?お父さんは何をしているの?』と聞き、

お茶くみのおばさんも、おせっかいに同じ質問を繰り返します。

少しでも論理的な答えを返そうものなら男女構わず

『そんなのだから、貴方は結婚できないんだ。』の一点張りです。

『そんなのだから、貴方は結婚できないんだ。』

この会社はコンプライアンスが甘く、何でもかんでも経費で落とす事で知られていました。

査察が入り、倒産に追い込まれた時は、ホっとしたぐらいです。

官公庁の受注を手掛けていた為に、コンプライアンスの甘さやセクハラが表ざたになったこの会社ですが、

業界そのものがハラスメントに対しグレーゾーンである所もあります。それはどういった所でしょうか。

体育会系にハラスメントが容認される理由は何故か

明治大学政治経済学部・高峰修教授(体育学)は、スポーツ界のセクハラ、パワハラについて研究を重ねています。

大学生・専門学校生アスリートの場合、セクハラ・パワハラを受容した『結果』として就職があります。

体育会学生は数々のハラスメントに耐え抜いた結果、

自分が耐えたセクハラ、パワハラの環境を『ごく当たり前』

と思ってしまう事もあるのです。

体育会系にハラスメントが容認される理由は何故か

中には自分が受けたハラスメントを反面教育にし、洞察力を働かせ、職場のセクハラ対策に活かす人もいます。

それが活かせるかどうかは、職場の雰囲気、接する人々の人間性いかんに関わってくるのです。

それを特に感じるのがフィットネスクラブや格闘技ジムなどの、体育会系の集まりの職場でしょう。

アルバイトで入った学生、20代の若い社員は、セクハラ、パワハラで辞めていく人が後を絶ちません。

頻繁に出ているフィットネスクラブの求人広告がそのいい証拠です。

私が時々行くフィットネスクラブは、不動産会社を親会社に持つ、独立系のジムです。

フランチャイズではないので、レッスンフィーの決め方など人事は閉鎖的で、一部のコネのある人間に都合のいい様に動いています。

閉鎖的な会社でセクハラが起こるという事実を踏襲するかの様に、

古参の社員は下ネタ好きで、男性週刊誌に載るレベルの下ネタが受けなければ業務中不機嫌になる始末。

男性週刊誌に載るレベルの下ネタが受けなければ業務中不機嫌になる始末

一番酷かったのは、クリスマスの社内のイベントで嫌がる20代女性社員の前でお盆芸を披露した事です。

50代の古参女性社員にチヤホヤされてやったという弁明も醜いものですが、

その50代女性社員たちが『男性の裸芸ぐらい許してあげて』と擁護するのですから、

会社のコンプライアンスが、50代の古参社員のおばさんによって崩されているといっても過言ではありません。

業界そのものがハラスメントに対しグレーゾンである事、そこにコンプライアンスの甘さが加わる事により、

勤務する社員の意識がハラスメントに対し緩くなっているという事例なのです。

ではこの様なハラスメントが起こった場合どうすればよいでしょうか。

コミュニケーションの間違いは言い訳にならない

コミュニケーションの間違えにより起こるセクハラ事例は、以下の2通りの理由から来ます。

1:相手に対する洞察力のなさ
2:セクハラを起こす人を容認する社内環境

相手が嫌がっているのにSNSの友達申請をしたり、相手の事を根掘り葉掘り聞くのは、

自分の意見を押し付けたり、相手に対する洞察力のなさから来る厚かましさです。

クリスマスに若い女性社員に嫌がられてもお盆芸をやっている男性社員は、容認する社内環境に甘やかされているのです。

コミュニケーションというのは1人で出来るものではありませんので、

社内環境の改善でセクハラを改善する事も可能です。

相手に対する洞察力のなさからくるセクハラに対しては、業務の内容に話をすり替える方法で乗り切ればよいでしょう。

FBの友達申請が来れば無視をして削除し『人違いです』とすればよいだけです。

後者の様に、お盆芸をするような、あからさまなセクハラをする社員が居る場合は、

この様な社員を擁護する旧態依然の社員をリストラするという方向で上層部が動くというのも
視野に入れなくてはいけません。

いかがでしょうか。

社員をリストラするという方向で上層部が動く

コミュニケーションの間違いというのが言い訳に過ぎないセクハラはひいては、会社や部署の業績が傾く要因になります。

具体例があるというのであれば、早いうちに根を摘み取っておくことが大事です。

アラーミー事務局

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